morigon4の日記

障害を持つ子供達のことを綴っていきます

疑問と悔しさ…

子供が4人いると保育園生活も長く、12年間お世話になりました。
私達親子が入園した時、新人だった先生は中堅になり、ベテランの先生は主任になり…家族のように一緒に泣いて、笑って過ごしてきました。そんなこともあり、今でも先生とやり取りをしています。この時期、就学相談会に向けての面談が保育園では行われています。
先生も保育士としての知識、経験はかなり豊富ですが、障害についてはやはり経験が少ないのが実情。そこでよく相談を受けています。
今回は、知的レベルはボーダーラインより少し上の子について。
その親御さんが情緒級はいいけど、知的級は抵抗があるとの事。
私個人の意見として、なんで?が第一声。
小学校は社会へ旅立つ最初の分岐点。かなり大切です。選択を間違えると二次障害を起こしてしまいます。
親の気持ちも体裁も関係ありません。その子にとって何がベストなのか考えて欲しいです。
あくまでも私だったらですが、知的級に入れます。知的級の良さは個人の能力に合わせたカリキュラムを組んでくれる事。ついていけるのであれば情緒級や通常級に変更すればいいだけ。
ハンデを持っている子に初めから高い目標を立ててもクリアーできるはずはなく、大切なのはスモールステップ。
小さな一歩を着実に積み上げて、高い目標に届けばいいんです。
その事に気付いてくれることを祈るばかりです。
※相談は受けますが名前やIQ値等の個人情報は全く知りません。それは保育士にも守秘義務があるからです。そこだけは誤解がないよう書かせて頂きます。